山口市民大学2018の講演を聴きに行った。
講師は演出家の宮本亜門氏。
「違うから面白い違わないから素晴らしい」と題して、幼少期からの半生を語られた。
一人で何役も演じられるような語りに、今そこで繰り広げられているような臨場感が。
殊に酔ったお父様が怒って日本刀を振り回しトイレに逃げ込んだものの隙間から刃先がぐさぐさ刺しこまれてくるという下りは、ご本人も喩えてらっしゃった映画「シャイニング」のジャック・ニコルソンの形相が迫ってくるようで。
人と違うことに悩み苦しみ尽くした人だからこその、違うから面白い、全ての人には出来ることがあるという言葉は重い。
久々にサビエル記念聖堂へ。
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