「空にねる」


私も永年お世話になっている松山の創風社出版の「俳句とエッセー」シリーズから

句友、谷さやんちゃんの「空にねる」が出た。

谷さやんのエッセイはしっかりオチがさりげなくある。

ちょっと寂しくて温かい。

さらっとしていてじわっと沁みる。

俳句もまた同様に。


   父の子のゆえに気短さくらんぼ

   髪切って十一月をよく遊ぶ

   鳥のかお水中にある桜かな

   福引の白が気の毒そうに出る

通勤のお供に読もうと思っていたが、読み出したら最後まで読んでしまった。それくらい面白い。

読み終えたら会って句会したくなった。



杉山久子ののほほんブログ  ~小鳥来るるる日記~

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