油そばが頭から離れない

山口県立大学のオープンカレッジのコースの一つ「子育てマイスターコース」に、「表現 俳句」という講座が3回ほど組み込まれている。日頃お世話になっている前任の方々からのご依頼で、びびりにびびりながらお引き受けした第1回。


オープンカレッジは「桜の森アカデミー」と名のついており、キャンパスの奥は緑がいっぱい。

あまりに森っぽいので、キツネにばかされたんじゃないかとちょっと不安になるが…。

合っていた。

「俳句」の前は「絵本の読み聞かせ」の講座でみなさん超熱心に聞いてらっしゃる様子。

学生さんと一般の方合わせて18名と聞いていたが、就職ガイダンスと重なって学生さん全員欠席。

あらら。(そりゃ大切です、就職の方が)

キンチョーのあまり、次々ボケをかましつつ、まあなんとか終了。

皆さん学校の授業でさえ俳句を作ったことは一度もない、と仰っていたがその割には巧いんじゃない?

 一番人気は夏の海を詠んだ句で

  柳井から来られた方で間に合わない~~とまさに飛ばしてきたそう。光(地名です)に入った所で突然ぱあ~と海が目に飛び込んで来た今日体験したばかりの感動を詠まれた。「スピード感がいい」「夏らしい」「若さがある」「私自身にも勢いがある」と共感の声多数。皆さん鑑賞も素敵。

 私のお気に入りは油そばを詠んだ句

  

 「油そば研究所」というお店でお昼を食べて白い服だったため、汁が飛ばないかと気を遣い苛々したのだとか(笑) 「じゃーじゃーした感じがいい」「ねっとりした感じと蟬時雨が合っている」など、こちらも共感の声が。

 いや~気になるわ、「油そば研究所」

 


杉山久子ののほほんブログ  ~小鳥来るるる日記~

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