第22回俳人協会山口県支部俳句大会。
今年の講師は「百鳥」同人、「草笛」代表の太田土男さん。
「大野林火に学ぶこと」と題してご講演をいただいた。
林火がどのような出会いを重ね、どのように弟子を導きどのようなことを伝えようとしたか、
太田氏自身の体験も交えながら語られた。
四つの場に立つ
「現場に立つ」「自分の場に立つ」「自分の土地に立つ」「季節の場に立つ」
「俳句は私に発する、故に抒情」、私に発するとなれば、「私を耕し、高めて行くことを抜きにして秀句は生まれない」
昨夜太田氏を囲んでの懇親会の席でも言われた林火の言葉も心に残った。
「心が貧しいと感じるときは草田男を読め」
「俳句に迷うときは素十を読め」
私、両方読まねば。
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