以前からあちこちで「着物で句会がしたい」と呟いていたら、ご縁が重なって実現した「kimono de 俳句」
着付師の清水靖己さんが着物女子を集めて下さり、山口市の呉服店「岡藤」さんが二階(句会にピッタリの)のお部屋を貸して下さった。
基本をレクチャー中で、五音の名詞を1分間で書き出して貰った。これは以前句友の黒岩徳将さんが高校生にレクチャーしていた時のを真似させて貰ったのだが、大人女子からはどんな言葉が出るかと思いきや…。
身近な物から思い付くパターン
腕時計、雛祭、桜餅
同カテゴリーでたくさん出すパターン
おとうさん、おかあさん、お兄さん、お姉さん…以下略 ウマイ。
カテゴリー無視で色々な言葉を出すパターンからはこんな言葉が飛び出してびっくり!
「焼野原」
確かに五音。受けた。
さて、いよいよ実作となると皆さん急にスイッチが入って、「暖房入れましょうか?」と気遣われる岡藤さんの声掛けに誰も反応せず。人間必死な時は少々の暑さ寒さは気にならない模様。
それぞれニ句づつ選んでもらい、感想を述べあって「えつ、そういう意味だったの?」と笑ったり。ケーキとコーヒーでお喋りして散会。
初めての事で脳を使いすぎ夜はバタンキューで寝たが、何かモヤモヤ気になって朝早く目が覚めた。
あっ、私が選句してなかった!
嗚呼。
皆さんの華やかな着物姿に見とれて、やっぱり着物はいいな〜、目の保養…なんてぼんやりしていたのがいけなかった。
まあ、何はともあれ素敵な雛祭を過ごさせていただき、皆さんに感謝。
花桃のごとくに言葉生まれくる 久子
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