県立大学のオープンカレッジ「俳句講座」の第2回目は、吟行。
俳人ならまあ適当にだけど、余りに暴風雨だったら初体験の人たちを連れ出すのは可哀そうだと思い、直前まで予定を変更しようか悩んでいたが、前日から降り続いた雨がちょうど止み、内心胸を撫でおろした。
ここは殊に緑豊かなキャンパスなので、学内を30分ぐるりと回ったが、句材は豊富。
雨上がりであちこちに(蜘蛛の巣が特に)水滴が輝いているのに感動されていたよう。
「ナメクジだって普段ならペッってするんですけど(笑)」と。
「烏賊みたい」と誰かが言ったのを聞いた瞬間から烏賊にしか見えなくなった蛍袋。
これは何かな?
早苗田でおたまじゃくしを見つけたが、もっとたくさんの内部が黄緑で周りが透明な目高みたいなのが沢山。私は初めて見た生物。
「これシーモンキーだと思います」と詳しい人が。
あとでネット検索したがちょっと違う。まだ成長してないものなんだろうか?
吟行するといつもながら思いがけないものに出合う。
「絵本の読み聞かせ」の講座とセットになっていて、そういう活動をしてらっしゃる方が多いからだと思うが、発想が柔らかいユニークな句が多く楽しませていただいた。
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